葉隠れ三カ条 1〈死〉を生きる (追記)

〈死〉とは何か?

 

〈死〉とは、我々の生命を生み出した本源(ソース)に還元することである。

 

以下、空想である。

本源(ソース)は、〈時間〉や〈自我意識〉の存在しない、生成変化の根源(自動生成するプログラミングに相似した世界?)であり、永遠に進化、グレードアップを続ける姿なき叡知の集合体…いわゆるカミの領域である。

 

で。どんな人間でも死後、平等にこの『本源(ソース)に還元する』のか?と言えば、「そんなことはない」と私は思う。

魂を鍛え、精神の高調波を獲得した人間と、お仕着せで生き、生存の幸福だけを願い、生煮えで生きながらえる人生が、等しくカミの領域に迎え入れられることはないだろう、と考えるのが理である。

 

魂を鍛え抜き、精神の高調波を獲得した人間の精神は、本源(ソース)【叡知の集合体】の中に組み込まれる。自我意識は解体されるが、精神は刻印される。

普遍なるものへの献身。

 

〈死〉を生きる とは、この普遍なるものを常に志向し続けることである。