少数者と武士道

執行草船を読み込むことをメインに

見えない敵

 現在の『見えない敵』とは世間一般ではコロナ・ウイルスなのだろうけど、自分にできることは、マスク、手洗い、等々やれることは限られているし、戦いようもない。

そもそも中国共産党が蒔いた種なので、中国共産党に対しては侵略防止という闘志はあるが・・・・・・

 

 最近、本屋で保守系の雑誌の表紙を見ただけでげんなりした。正直、中国や韓国のことを騒ぎすぎだ。「何を今更」という感じ。それより、日本って大丈夫なのか。

 周囲に侵略国があろうがなかろうが、日本自体が危ない、というこの感覚はどこから来るのか?

 一つには、安倍政権が出す政策が社会主義国家や共産主義的なものであることへの気がかりや、公務員の給与水準が民間の庶民より高給であることから『社会主義国』という感じがしてならないこと・・・・そう言えば、最近、利用者さんと話していて、アパート経営をしてるが、固定資産税で70万ぐらい毎年払っていて、利益がないと言われていたのを思い出した。その利用者さん曰く、『税金払うために働いているような』・・・・他にも例えば異常に高い自動車税、しかもなぜか古い車ほど高くなる理不尽。

 

税金が理不尽に高いと共産主義国にいる気分になる。

昔、ソ連の映画監督のアンドレイ・タルコフスキーの映画の登場人物が「俺にとっては、この社会も牢獄も変わりない」と言ってたが、多分、バブルが弾ける以前から、日本を蝕む『見えない敵』は侵食しつけていた。

 

 日本の経済・財政も、左右の言論空間の混乱・無方向性ももはや異常である。この異常状態を生み出している原因がわかれば、『見えない敵』の正体も見えてくるのではないか?

 

小泉政権の構造改革が実に表層的なもので、およそ本当の意味で自由主義でもないのに、なぜか「新自由主義」と言う人が多い奇妙さ。

 

 現在、自分が気にかけていることは、コロナによる経済的影響によって日本がどういう方向に変化するのだろうか?ということだ。

 

 経済的打撃によって『見えない敵』はどう変化するのか? そしてどういう『動き』をとるのか? それを予測できれば、『始末する』チャンスだ。

始末するための戦略を練る事ができる。 

 

(いや、始末などできっこないかもしれないが・・・見えない敵の姿がはっきりしてくるチャンスになるかもしれない) 

 

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庭先に咲いたクリスマス・ローズ

 

 最近、経済のことを色々調べたりしている動機の一つに「なぜこの30年、庶民の所得や給料は上がらないのか?税金や保険料は上がり続けるのに?」みたいなことがある。

 

 これだけみんな一生懸命に働いて、企業もいい製品作って、しかも低価格で頑張っているのに、なんで経済成長しないのか?なんで毎年政府の借金は増え続けるのか?なぜ、政府は税収だけで回せないのか? みたいな素朴な疑問があるのだが、正直、経済の問題は複雑怪奇だ。

 

 ただ、自分なりに調べたり突き詰めて、はっきりしてきたのは、巷でよく言われるような『新自由主義』とか『市場原理主義』や『資本主義』とかのせいではない、ということだ。

 

 私は、その見えない敵を『潜在的社会主義』と呼んだ。

 

 昨日から、石井紘基という暗殺された国会議員の本を読んでいる。彼はその本の中で、『官僚制社会主義国家』という言葉で日本を蝕むヒルを表現した。

 

 それは、巨大な『集合的モンスター』として日本人の血税を吸い上げ、市場を圧迫するヒルだった。

 

 それはバブルの頃は目立たずにいれた。宿主が元気だったからだ。

 しかし、現在の危機は、宿主が異常状態になっても蛭たちは悪行を止めれないことだ。その仕組みは構造的なものであり、明治維新の王政復古のカルマに端を発している問題でもある。戦前の戦時体制や戦後の占領政策、戦後復興、高度経済成長・・・それらのステージごとに蛭は強大化していった。