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小さな政府へ

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税金大国、日本

 私は低所得者である。が、概ね健康保険、年金、市民税、自動車税、それに消費税も加えたら多分、軽く収入の半分に達すると思われる。

 現在、介護関係のバイトだが、幸い健康保険と厚生年金の半分を事業所が負担してくれているのでなんとかやれているが、昨年、失業中の国民健康保険料の年間請求額などをみて、ショックを受けたのだが法外に高い。

 はっきり言って、その時は「俺は税金や保険代を払うために働いているのか?生きているのか?」と思え、正直、死にたくなった。

 まるで、社会主義国家にいるような拘束感というのか。奴隷ような、そんな気分に陥りそうになったのを覚えている。「こんな社会で生きていたくない」と。

 選択の自由というか、自分のライフスタイルを自分でデザインしづらい閉塞感というのか。拘束具を全身に纏って生きることを強要されているような…そんな憂鬱な気分だった。

 

安倍政権の政策は民主社会主義(つまり左翼)

 何が、「一億総活躍社会」だ。嘘くさい。陳腐なスローガンで何煽ってんだ!と、安倍政権への国民の怒りが左からも右からも噴出しつつある今日この頃ですが、皆さん、いかがお過ごしでしょうか?(と、意味もなくサヨクブロガー、きっこのパロディをしてみる)

 

 現在の自民党、安倍政権が「保守」政党ではなく、リベラル政党である理由は、生き残り戦略として、中間層受けしそうな野党の政策を「いいとこ取り」して、アレンジした政策をやってる結果である。で、いつしか自民は完璧な左翼政党になってしまった(嗚呼、保守政党不在の哀れな日本!)

 

統計によると、政府の税収は60兆円強で、これはバブル期の税収に匹敵し、過去最高である。内訳は、法人税と所得税が下がり、代わりに消費税による税収が上がって帳尻を合わせている。つまり事業の活力(収益性・生産性)は低下し、不足分を消費税で補っている。(全体的貧困化…これも社会主義病だ)

 

共産党やれいわ、なんちゃって保守系は、消費税をゼロにしろ、と言い、代わりに法人税を上げろ、とマルクス主義みたいなことをいうが、法人税を上げたら、労働賃金が安くなるし、雇用が減るということを考えてない。( MMTのような反緊縮財政、つまり国債を発行しまくる、というのを持ち上げる人が最近多いが、現状の日本でそれをやることは致命傷になる、という警告の方がリアリティある)

 

「小さな政府」が救いの道

一番、堅実で光明が見えるは、ハイエクの言う「小さな政府」である。要するに、政府がお金を使う量を縮小する、と言うことである。

税金を、一律10パーセント〜20パーセントにする。税金の控除など煩雑なことを止めるだけでも収益を産まない公務員の人件費をかなりカットできる。

そして規制緩和。市場に政府が干渉しすぎない。民間事業を活性化させる最良の手立ては、現在のように国があれこれ手かせ足かせをしないことである。

 例えば、介護事業所の介護保険の事務処理の煩雑さと多さは、ケアマネの大きな負担となり運営向上やサービス向上を阻害する大きな要因になっている。また多くの事業所で介護職員は画一的でがんじがらめの労働環境に置かれている。国があれこれ事細かい規制や余計なルールを押し付け、まるで工場のような一律のサービス提供をすることを強要してるからそれに縛られ、介護職員も運営者も疲弊し、萎縮する一方だ。

 国が民間や市場原理に極力委ねれば、官僚、公務員の仕事量も減らせる。(民間委託経費も減らせる)

福祉…介護の現場でこれまで幾つかの高齢者介護施設で働いたが、本当に施設に入るくらいなら死んだ方が良い、と心底思えるほど、「なんの自由もない、楽しみもない、生きながら墓場に入るような」運営のされかたであった。(あくまで、私個人の感想です)とにかく、国が干渉しすぎで、働く方も利用者さんもがんじがらめ。日本の社会の縮図に思える。→ 結果、職員の定着率が低いから外国人労働者入れましょう、って考える方向性が違うでしょ、と言いたい。

 

国が、民間事業所や市場に対する介入や干渉を最小限にすれば、財政も縮小できるし、民間・市場も個々の創意工夫を発揮できて活性化する。そして収益が上がり、所得税、法人税による税収も増え・・・・と言う好循環で GDPや株価も上がる、と言うのが経済成長の正しい筋道では?(「失われた30年」から転換する道はそういう筋道で経済を復活させることでは?)

 

自民党が、そのような『国民主体の自由民主主義国家』を運営する気を失っているなら自民党はもう要らないのである。(中国、ロシア、米国にゴマばかり擦って、国民にはのらりくらりとリベラル政策を押し付けてはぐらかし続ける自民党など心底要らない)

安全保障も蝉の抜け殻状態(空っぽ)で、野党にたまにいる保守系議員の方がまだまし。

もちろん、今のリベラルな自民党よりさらに左寄りな左翼野党はもっと要らない。

 

安倍に変わる総理がいないとか、自民に代わる政党がない、と言うが、政党など国民が正しく目覚めれば作れる。それなりの人材は各所にいるわけだから。必要な人材を国民が見分ける目を持っていないだけの話だ。