節分と『太古の神の因縁』・・・クニトコタチの神の復活?

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おとといNスカイマーケットで、お土産に買った節分の菓子
 
昨日は節分で、そのいわれのルーツは、もともとの主宰神だったクニトコタチの神を他の神々が『厳格すぎる』と追いやり、その神劇が人間界に投射され、クニトコタチを鬼として追い払う風習になったものだという。
(こうした「神謀り事件」が神界において太古にあった、という神話的立場に立つのが大本神諭と日月神示である)
 
→ 第四章 太古の神の因縁 (出口王仁三郎)

reikaimonogatari.net

 
ということで、こうした『裏神話』に基づくなら、どうやら人類は、正当な神を地下に押し込め、たたり神として追い払う、という罰当たりなことをしてきたらしい。(それが真実ならキリスト教の原罪はこういうところに起因しているのかな?と思ったりして)
 
日月神示によると、現代において、悪神の支配は九分九厘完成しつつある、という。
主宰神が引退し、並の神が世を治めるようになり、人の世は乱れはじめ、悪神が跋扈しついに現代は末世となってしまっている。そして『建て替え立て直し』の時代になった・・・というのが大本系、そして日月神示の世界観でもある。(『最後の審判』や終末の預言は色々あるが、建て替え後の世界を弥勒の世として言及する神示は大本神諭や日月神示の特徴)
 
日月神示を読む人々が増えているということの背景には、「今の世の中が少し(かなり?)おかしい」と感じている人が増えているからだと思うのだが、世の中が狂っていることの原因が、そのはるかルーツとして「主宰神の引退」にあった、という話はそれなりのリアリティがある。
 
日本人の道徳意識が、庶民レベルで比較的高いことのバックボーンとして、江戸時代や明治初期までの日本人の芯に「徳を高める」ということが、人間のあるべき姿だ、というような暗黙の了解のような認識の共有が歴史的にあったお蔭だと思うのだが、こういうのは、そうした正統神のルーツが潜在的に(無意識裡に)保たれていたせいかもしれない。
 
ともあれ、価値観が転倒しまくり陰謀論が跋扈し、左派と保守は真っ向から対立し、正邪の判断も難しくなっている混乱した世相。その混乱の大本の原因、因果のルーツが古代の神話的世界にあったかもしれない、というのは、もう少し検討してみたい観点である。
 
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参考:

クニトコタチの神について

 古事記では六番目、日本書紀では一番目に世界に現れた神霊が【国常立の神】です。鎌倉時代や江戸時代に興隆し、外宮神道や度会神道とも呼ばれた“伊勢神道”系の諸派の教義上の中心にもなりました。大本教では出口直にお筆先を書かせた神霊とされています。また、岡本天明氏に日月神示を書かせた天之日津久神は“複数の神霊の総称”ですが、その主筆が国常立神であると言われます。
 
 大本系統の神話によれば大地を造り固めた祖おや神がみであり、“国祖”と呼ばれるべき神霊でありながら、余りに厳格すぎて他の神々に反発され、丑うし寅とらの方角に押し込められたそうです。そして“艮(うしとら)の金神”という悪神としての汚名を着せられたまま蔭から世界を守護することになりました。その咎とがが晴れて国祖に相応ふさわしい地位に戻る時節が到来し、三千世界の革正を主導するとのことです。この神霊の退陣と復権の物語が世界の過去と未来に重なっています。
 日月神示や大本神示では“地(くに)の御先祖様”と呼ばれ、この概論で何度も言及する神霊です。
 
 

『太古の神の因縁』概要・解説

 太古の世、地上の主宰者に任じられた国常立神の統治が厳し過ぎて多くの神々から不満が出ました。それを抑えきれなくなったミロクの大神様は国常立神に丑寅の方角への退陣を命じました。この時から国常立神の「艮の金神という悪神として忌み嫌われる日々」が始まりました。しかし、世が乱れて世界が行き詰まった時には、国常立神は元の地位に戻って三千世界を正す役目を担うことになりました。その際はミロクの大神様が国常立神を上に立てて手伝うことを約束しました。更に世界が正された暁には、再びミロクの大神様が上に立って三千世界を治めることに決まりました。
ちなみに、この物語は神名以外は記紀と全く共通点がありません)