ZENガーデン

ROCKと武士道とマックス・リヒター

フリーランサーで生きていくには?

『手取り14万円問題』の謎

昨年を振り返って・・・・「手取り14万円問題」というのがあった。

40前後の都内在住の男性で、12年間勤務し「手取り14万しかない」という。

 

掲示板上で「役職も付いていますが、この給料です... 何もぜいたくできない生活、日本終わってますよね?」と書き込んだらしいです。この書き込みには多くの意見が述べられ、Twitterでも話題となったらしいです。

それに対してなんと、ホリエモンが「お前が終わっているんだよ」と辛辣に批判したことでこの発言がネット上で一気に拡散したそうです。

 

www.tadashian.com

 

 

ホリエモンの発言というか、見解は自分もYoutubeで見たが、「どうかな」という感じだった。要は「今の時代、フリーランサーで稼げるんだから社会のせいにするな」的な意見だったように思う。

 

「日本終わってますよね」という言い方は、どうかと思うが(ホリエモンのきつい言葉はそこに反応したとも見えるが)確かに、20年以上に渡る日本の経済成長の低迷というか、体感的に20年前の給与が横ばいか下落、という実感は自分もあるし、普通に考えて異常だと思う。欧米ではそれなりにGDP、給与、賃金額は伸びているようだし、日本のみが低迷しているのは不自然である。周りを見てもみんなよく働いているし、経営側も様々な努力やアイデア、工夫をしているのに経済が伸びないというのは、相応の込み入った理由があるのだろう、とは思う。

 

自分も数年間、介護職をやり、夜勤などやってその手当やら含めて手取り16万くらいあったが(数万円は社会保険や市民税など)サービス残業含め、「見合った額」とは到底感じられなかった。もっとも、都会の介護職と比べ、地方はなぜか賃金が低い、というのはあって、それこそ「手取り12万」がザラ、というのが現実。

かろうじてボーナスが、給与1ヶ月分程度だが年2回あってそれでなんとか車の車検とか任意保険とかクリアしていたが、仮眠なしの14時間ぶっ続けの夜勤は大きな健康負担で、「ここまでして、どうにか生活できる程度に稼げる」というのは、どういうことなんだろう?という疑問はあった。

 

経済にあまり詳しくないのでアレだが、「市場経済原理がうまく機能していないのでは?」という印象がある。だとすれば、政治の問題というより日銀や官僚の問題のような気がする。(グローバル経済や中国やアメリカとの絡みもあるだろうし・・・)

しかし、大局的な問題は、それはそれ、これはこれ、である。(突き詰めてみると、日本や世界の仕組みの片鱗が見えてそれはそれで面白いのだが)

 

ホリエモンの見解で気になったのは、『今の時代、パソコン使って映像編集して〜すれば稼げるでしょ』といとも簡単にフリーランス業を始められるかのようにいうあたり。咄嗟に思ったのは「この人、他人もみんな自分と同じ価値観で生きてると思ってんのかな?」という疑問。(正直、うちの88歳の親父が「自分の好物は人も好物」と思い込んでいるフシがある件を思い出した)
確かに、今の時代、インターネットやパソコン、スマホの進歩、浸透でフリーランサー的な仕事の幅も広がり様々な可能性があるのは事実。
だが、能力や努力の問題ではなく、「稼ぐこと」のみを目標に表現活動やらなんやらに邁進できる人とそうでない人・・・例えば「趣味嗜好を優先させたい」人とか、あるいは「人々の役に立ちたい」的な、‘社会貢献’的な目標でないとモチベーションが起きない人、というのはいる。
 
「稼ぐこと優先で考えればいろんな仕事があるでしょ。行動しなきゃ」というのは一理あるが、みんながみんな「稼ぐこと優先」で副業したいとか、フリーランサーで独立したい、とか思うわけでも出来るわけでもない。(無論、〈稼ぐ〉ことはこういう時代、社会だから重要なんだけど、『急いては事を仕損じる』というように、あるいは『急がば回れ』というように、リサーチやマーケティング(自分や社会に対する)に時間や労力かけるのも重要かな、と。
 

モチベーションは人それぞれだし、その人の置かれた状況も千差万別。

問題は、『稼ぐ方法』よりも、その人固有のモチベーションや能力、状況、その人の体験という特有のものを『社会のニーズ』とどう擦り合わせるか、みたいなことだと思う。その上で、そういう活動を「どう収益に結びつけられるのか?」考えた方がいい気がする。
例えば、その人の持つ固有の情報を多くの人と共有したいと思うなら、社会の動向のリサーチと自分の特性(強み、弱点など)自己客観化が必要になる。
それを、収益に結びつく活動として展開しようとブログというメディアを選んだとする。そしたらまず、自分のテーマに沿っていかに「人々に読まれる記事」を多く書くか、が課題になる。人々に読まれるようにな記事が書け、アクセスが増えたらアドセンスを貼る。という順序。
これが順序が逆だと、険しい気がする。
「ブログで稼ごう」→「アフェリエイトしよう」→物販アフェリやる→商品紹介記事を書く→独自のモチベーションと乖離してるから続かない→挫折・・・・
 
・・・つか、これ自分の数年前の経験じゃん(w自爆)
 
というわけで、文章修行ですなぁ。まずは。地道に試行錯誤しながらでも「楽しんで書き続ける」しかないね、自分。